探偵社の実態

探偵社ってどんな所だと思います?繁華街の雑居ビルとか、老朽化したマンションの一室とか、とにかく薄汚いイメージでしょうか。法外な請求をされて騙されそう、という先入観から来るからかもしれませんが、そもそも料金の相場が無いようなものなので、当然かもしれません。実際、そんな怪しい探偵社も沢山ありますが、私の勤務していた探偵社は・・・

続きを読む "探偵社の実態" »


尾行の基本

徒歩尾行は後ろからついて行くだけだから簡単!なんて事はありません。都心、郊外、朝、昼、夜・・・場面によって相手との距離や、こちらの立ち位置は違います。例えば、人通りの疎らな裏道を歩いていた対象が角を曲がり、10秒後に続いて曲がってみたら、既に対象の姿が無かった場合。経験がないうちは、この時点でかなりパニックになって、あちこち探しているうちに見失ってしまう事があります。物凄く当たり前の事ですが、対象は10秒以内で行ける何処かに居る訳ですから、周辺で待っていれば再び捕捉できます。しかし、これが対象の警戒行動だったら、隠れてこちらの動きを伺っているかもしれません。実際、角を曲がったら、その場に対象が立ち止まり、歩いている人を全部チェックしている事もありました。こんな時に驚いた表情をしたら、一発でバレちゃいますよね。あくまでも自然に振舞わないといけません。

続きを読む "尾行の基本" »


汚れた現場

徒歩尾行していて、何だか追いにくいな・・・と感じる場合があります。対象の挙動がおかしい訳ではありません。普通に歩いてます。でも、何だか違和感があって追いにくいんです。取り敢えず普段よりは距離をとって遠巻きから観察するように尾行を続けていると、やっぱりです!突然立ち止まって、周囲を警戒し始めます。あぁ、距離をあけておいて良かったという安堵感と、この後どうしようかという緊張感の中、見失うかどうかのギリギリの線で尾行を続けていたところ、運よく入った「調査中止」の連絡で終了となりました。

続きを読む "汚れた現場" »


盗撮の技(その4)

目的が写真という調査があります。ということは、はっきりデカデカと対象の顔面が収まった写真を撮らないといけません。でも、撮影できれば終わるので、結構ラクです。ある写真撮り現場でのことです。どうしても狙う場所がなくて、仕方なく対象宅前のゴミ集積所に偽ゴミ箱を置いて、その中からゴミを捨てに来る対象の姿を撮った探偵がいました。誰かにゴミ箱を開けられたら、どうするつもりだったんでしょう?収集車が来る前には脱出できたそうですが・・・