探偵ブログ38(取材室)

電話取材の多い内偵系の探偵用に社内に取材室が用意されています。パーテーションで区切られ、電話の置かれた机だけの個室が並んだテレクラみたいな空間です(行ったことありませんけど!)・・・いつも満室なんですが、全員が取材しているとは限りません。一晩中張り込んでいた探偵が寝ていたり、口説き電話をしていたり・・・更には海外に居る恋人に国際電話をかけ、請求金額から経理部にバレて、こっぴどく叱れた探偵がいたり。そう言えば、内偵探偵は皆、自分の机で取材電話をしていましたから、そもそも取材室で取材している探偵などいなかったかもしれなせん。っていうか、満室で使えなかっただけなのかもしれません。因みに私もあまり取材したことはありません。寝てました・・・一部で仮眠室と呼ばれていましたから。


探偵ブログ37(新入社員)

この季節は真新しい紺のスーツに身を包んだ新入社員を多く見かけます。自分にもそんな時代がありました。とはいっても、スーツだったのは研修中だけで、調査部に配属されてからは内偵取材時を除いて殆どがジーンズ姿。以来現在に至るまで仕事柄スーツを着る機会はありません。先日、10年前のアルバムを見ていたら、何と最近着たスーツと全く同じ姿で写ってましたので、そろそろ新しいスーツを導入したほうがいいかもしれません。スミマセン!話が横道に逸れてしまいました。新入社員の話でしたね!私の新人時代の主業務は雑用でした。朝早めに出社し、全員のテーブルを拭いて、吸殻を捨て、ゴミを出し、ポットを洗って湯を沸かします。これを日直と呼び、次の新人が入るまで続きます。しかし残念ながら翌年に新人は配属されず、その翌年も、更に翌年も。結局、3年間の長きに渡り日直を務めました!ちゃんとやっていたのは1ヶ月、いや、2週間位かも・・・


探偵ブログ36(本庁と所轄?)

刑事ドラマでは本庁と所轄の軋轢が描かれたものをよく見かけますが、探偵にも似たケースはあります。ある地方都市の支社と合同調査をしたときのことです。打ち合わせが始まると直ぐに「こっちは東京みたいに人も車も多くないから追尾は難しいんだ」と所轄?ベテラン探偵が専制パンチを出してくるので、我々本庁?も「混雑した東京では一瞬の判断が命取りになります。地方は余裕をもって追尾ができますからイイですねぇ?」とカウンターパンチで応戦します。すると所轄?は「そもそも機材さえ貸してくれればよかったんだから」と我々の存在を否定するようなフィニッシュブローを打ってきます。まぁこんな感じですからうまく行くとは思えません。結局、さんざん皮肉を言い合いながら現場入りしたものの、対象が一歩も動かずに張り込みだけで終わってしまいました。ホント動かれなくてよかった。もし動いたら所轄を振り切ってやろうと思っていたぐらいですから・・・私も若気の至りでした。しかし、この類の軋轢ってどの業界でもありますし、きっと無くならないんでしょうねぇ・・・