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探偵ブログ56(盗聴器その2) |
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現場入りしてみると、幸い、配電盤?配線盤?とにかく電話回線が密集した集合盤はパーテーションで区切られた応接エリアにあり、勤務する社員達からは死角になってます。我々探偵は、商談するという設定で事情を知る関係者と会話をしながら、発信器の作動をチェックし、ターゲットの回線を直ぐ外せるように用意しておきます。しかし、ひっきりなしに電話が掛かってくるので設置するタイミングがつかめないばかりか、緊張のため関係者の会話も徐々にスムーズさを欠きはじめてきました。すると、電話が一斉に途切れ、シーンと静まり返る瞬間がやってきたので、チャンスとばかりに回線をカットし、発信器を割り込ませることに成功しました。その間1秒もなかったと思います。しかも配線を接続させると同時に社員の誰かが電話を掛け始めたので危ないところでした。あとは受信機を別室にセットし、使用方法を説明して終了です。因みに発信機は配線につながっている限り半永久的に作動します。そういえば一時期、盗聴器発見の番組がよくありましたので、よくもまぁあんなに続々と発見されるもんだ、と驚いて見てました。通常?であれば盗聴者は至近距離で待機しながらずっとレシーバー(受信機)に聞き耳立てるわけですし、設置するにしても内部の協力者なしにはそう簡単にいきません。ということは、出入りの容易い近しい人物(恋人、友人)や内部犯行(家人)説?が一番有力なのかもしれません。
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探偵ブログ55(盗聴器その1) |
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最近、盗聴や盗撮、特にストーカー目的としての被害が急増しているようです。私の現役当時はストーカーというカテゴリーは確立?されておらず、同様の行為を変質者や不審者と位置づけるしかありませんでした。実は張り込み中に車両探査レシーバーが電話内容(当時携帯は普及していなかったので、子機電話です)を傍受してしまうことが結構あったのですが、第三者が会話を聞いても、内容は今一わかりません。フルネームの名前なんて出てきませんし、場所や土地も略して言うもんです。ですから、ある程度の期間傍受し続けて、内容をつかんでいかないと理解はできないと思います。もっとも、今や電話と言えば携帯ですし、固定電話を持たない人も多いようですので、傍受されるのは電話ではなく宅内の会話だろうと思います。(携帯の盗聴は不可能)盗聴器の通信距離はたいしてありませんで、受信録音機を付近に仕掛けておくケースを除いては、傍受者は必ず至近距離に居る筈です。例えば何時も付近に停車していて人が乗っている車があれば怪しいですね。張り込みしている全然関係ない探偵かもしれませんが、要チェックです。車のナンバーを記録しておけば、後で管轄陸運局で調べて所有者がわかります。因みに探偵は盗聴器の発見業務は行いますが、設置は原則としてやりません。と言いながら、一度だけ設置したことがあるんです・・・それは、ある会社社長からの依頼で同社内の電話回線に設置したときのことです。目的ははっきり分かりませんが、どうやらある社員の動向を探るためのようです。設置だけだから簡単だ!と思っていたのですが、なんと!同社は年中無休の24時間営業とのこと。いったい何時仕掛ければいいんだっ!と悩みながらも引き受けてしまったので取り敢えず現場へ向かいました・・・長くなった上に脱線してしまいましたので、続きは次回にします。
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